ウォーターサーバー徹底比較「失敗しない正しい選び方を教えます!」

「軟水」と「硬水」のどちらを選ぶべきか?

 

飲料水の性質を大きく左右する要素のひとつが「硬度(こうど)」という指標です。硬度はお水に含まれるカルシウムイオンとマグネシウムイオンの量から決まるもので、具体的には以下のような数式によって算出することができます。

 

「硬度」の算出式

 

「硬度」=「カルシウムイオン」の量(mg/L)×2.5+「マグネシウムイオン」の量(mg/L)×4.0

 

【解説】

 

硬度を算出する数式は、水1リットル中に存在するカルシウムイオンとマグネシウムイオンの量を「炭酸カルシウム」の量に換算して表したものです。

 

これだけだと分かりにくいので、具体的な例で考えてみましょう。例えば、アクアクララさんのお水であれば、次のような配合でミネラルが含まれているそうです。(※この記事を書いている時点の配合)


 

・カルシウム(9.8mg/L) ←注目
・ナトリウム(5.0mg/L)
・カリウム(1.7mg/L)
・マグネシウム(1.2mg/L) ←注目

 

硬度の計算に使うのはカルシウムとマグネシウムの数値です。これらを先ほどの数式に当てはめて計算してみると次のようになります。

 

硬度=9.8mg/L×2.5+1.2mg/L×4.0=29.3mg/L

 

つまり、アクアクララさんのお水は「硬度29.3」ということになりますね。数式を覚える必要はないですが、「数字が大きいほどミネラルがたくさん含まれてる!」と思ってください。

 

 

「軟水」とは? 「硬水」とは?

 

硬度をわざわざ計算するのにはちゃんと意味があります。それは「私たち消費者がお水を選ぶときの参考として硬度が役立つ」ということです。お水は硬度によって味の特徴が変わってきます。おおまかな特徴をまとめた次の表を見ていただけますでしょうか。

 

硬度 特徴

超硬水

300mg/リットル以上

味にややクセを感じる

硬水

180〜300mg/リットル

やや硬水

120〜180mg/リットル

やや軟水

100〜120mg/リットル

ミネラル豊富な機能水

軟水

60〜100mg/リットル

日本人好みのおいしいお水

超軟水

60mg/リットル以下

赤ちゃんにも安心

 

硬度の数値が高いお水は「硬水」と呼ばれます。ミネラル(カルシウム、マグネシウム)がたっぷり含まれている濃いお水です。一方で、硬度の数値が低いお水は「軟水」と呼ばれます。ミネラルが比較的少なめの薄いお水です。

 

一般論でいうと、欧米で採取されるお水はミネラルたっぷりの「硬水」が多く、日本で採取されるお水はミネラル少なめの「軟水」であることが多いそうです。その関係で、日本人に違和感なく飲みやすいのは「軟水」と考えていいと思います。

 

日本の天然水 欧米の天然水

例)南アルプス天然水

・カルシウム(6〜15mg/L)
・マグネシウム(1〜3mg/L)

 

硬度=平均10.5mg/L×2.5+平均2mg/L×4.0=34.25mg/L → 超軟水

例)エビアン

・カルシウム(80mg/L)
・マグネシウム(26mg/L)

 

硬度=80mg/L×2.5+26mg/L×4.0=304mg/L → 超硬水

 

南アルプス天然水もエビアンもコンビニなどで簡単に手に入ります。硬水と軟水の味の違いに興味があるなら、ペットボトルを買って飲み比べてみるといいですね。

 

ちなみに、女性はエビアンを美味しく感じる人が多いですが、男性はエビアンは好きじゃない人が多いみたいです。おそらく、女性はミネラル不足になりがちなので、ミネラルを補給できるエビアンが美味しく感じるんだと思います。

 

 

硬水と軟水の比較表
軟水 硬水
説明

ミネラルが少なめのお水。さっぱりした味わいが特徴で、だれにでも飲みやすいです。日本のお水は軟水が多く、日本人好みのお水といえます。

ミネラルが多めのお水。ミネラルの味が強く出るため、味にややクセがあります。ミネラルが不足しがちの女性に好評ですが、好き嫌いが別れる傾向があります。

メリット

味にクセがないので、誰でも飲みやすいのが特徴。自分で飲むのにも、お客様に出すにも、いろいろなシーンで使いやすいです。お茶やコーヒーにも使いやすいですし、料理に使っても素材の味を引き出してくれます。

ミネラルをたっぷり含んでいるので、ミネラル不足の現代人にとって貴重なミネラル源になります。健康を意識して愛飲している人も多いです。

デメリット

特にデメリットはないですが、しいて言うなら、味がうすいので商品ごとの違いが分かりにくいことでしょうか。ウォーターサーバーのお水にもいろいろな種類がありますが、業者ごとのお水の特徴が分かりにくく感じると思います。

味にクセがあるので、好き嫌いがハッキリ別れます。お客様に出すお水としてはあまり適さないかもしれません。

軟水 硬水
飲みやすさ

特に日本人には飲みやすい

女性に好きな人が多い

健康増進

おいしいのでお水を飲む習慣がつく

希少ミネラルを摂取できて健康的

赤ちゃん向け

ミネラルが少ないので内臓が未発達な赤ちゃんにも最適

お腹を壊す場合もあるので赤ちゃんには使わないほうが無難

料理等への活用

お茶やコーヒーとして飲んでもいいですし、料理にも使いやすいです

個人的に硬水を料理に使ったことはないですが、味に影響する可能性はあります

軟水 硬水
取扱業者

【RO水】
アクアクララ
アクアマジックワンウェイ
アルピナウォーター
エフィールウォーター
クリクラ
ハワイアンウォーター
フレール

 

【天然水】
アクアセレクト
アルテッセ
ウォーターエナジー
うるのん
オーケンウォーター
コスモウォーター
ダスキンの天然水
ネイフィールウォーター
富士の湧水
ブルーウォーター
フレシャス
プレミアムウォーター
マーキュロップ
ラピロスウォーター
ワンウェイウォーター

※該当なし


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